ガラス瓶とプラスチック容器の総合メーカーである吉田硝子は、約20年前から環境に配慮した容器づくりに取り組んでいる。
プラスチック容器に関しては、2006年に生分解性プラスチックを使用した代替容器の開発に着手したが、「生分解性プラスチック容器は当時、価格面と内容物の品質保持といった点で課題があり、商品化できない状況だった」(唐木茂行常務)ため、焼却処分における二酸化炭素(CO₂)の排出量を削減できる植物由来バイオポリエチレン容器の開発へとシフトしていった。
そして、2012年にはサトウキビ由来のバイオポリエチレンボトル「BYシリーズ」「YPHシリーズ」を規格品容器として導入した。
バイオポリエチレンボトルは...⇒続きを読む